【Anna Film Productionさんの機材】散策系ユーチューバーってどんなカメラを使ってるんだろう?
私自身、元々ドローン空撮から映像の世界に入りました。
ドローンは浮遊感のある映像を撮影できる現在の素晴らしいテクノロジーです。
そもそも空を飛んでるから浮遊感があって当たり前ですけどね。
でもそこから地上での撮影にも興味を持ったきっかけがあります。
散策系YouTubeを始めたきっかけ
私自身、それまで空撮映像ばかり公開してましたが、「Anna Film Production」さんの動画を見て価値観が変わりました。
地上撮影でもまるでドローンのように滑らかな映像に感動しました。
そしてドローン映像を発信していたときに痛感したことですが、視聴者が長時間動画を見てくれない悩み。
いくらドローン空撮自体が凄くても、何分も動画を見続けられるものではありません。
ただ「Anna Film Production」さんの場合、どの映像カットも美しくて見ていて飽きないんですよね。
ワンカット、ワンカットが美しく切り替わるタイミングもいいので、次はどんな映像が出てくるんだろうと思うとついつい見続けてしまいます。
これは本当に凄いと思います。
私自身もこんな美しい映像を撮影できるようになりたい!
そう思って地上でもドローンのように滑らかな映像を撮影したいと思うようになった次第です。
Anna Film Productionさんの何が凄いのか?
- 映像がブレない。
- どのカットも美しい写真のような構図
- 長時間、長距離撮影でも耐えられる体力
- 音楽と映像カットの切り替えも上手
これは私自身がジンバル+カメラでの歩き撮りを始めてみて、実際に痛感したことですが長時間ブレない映像を撮影し続けるって本当に難しいです。
私自身もannaさんと同じロケーションで撮影したことがあるのですが、どうしてこの長距離長時間ブレない映像を撮影し続けれられるのか、どれだけすさまじい体力してるんだよと思いました。
私自身もそれを目標に撮影を続けてますが、中々このレベルに達するには難しいと感じながら撮影しております。
毎回高いクオリティで日本の魅力を発信し続ける「Anna Film Production」さんは本当に尊敬しております。
そして実際にどんなカメラ機材を使っているのか、気になって調べてみました。
Anna Film Productionさんの撮影機材
初期は「BMPCC 4K」で撮影
初期の動画ではタイトルにも書いてあるくらいなので、初期動画は「BMPCC 4K」のカメラを使って撮影していたみたいです。
さらに「RAW撮影」で編集時にカラーグレーディングしやすいようにしてますね。
ブラックシネマの「B RAW」は編集時には軽めで、作業できるので映像制作者の間でも評判のカメラ機材です。
最近では「BMPCC 6K」が主要機材
- カメラ:BMPCC6K
- レンズ:sigma18-35mm
- ジンバル:Ronin-s
動画のタイトルや概要欄に記載はないのですが、コメント欄で視聴者からの質問にこう答えてました。
実際にYouTube上でも「5K50fps」で見れるようになってますしね。
ただ気になるのは「BMPCC」系には、カメラそのものに手ぶれ補正がないんですよね。
手ぶれ補正がないのに、あれだけ滑らかな映像を撮影し続けるって、すさまじい撮影スキルと体力を持っていると思います。
もしかしたら、編集時点でブレ補正をかけているかもしれませんが、元動画のブレがヒドイと限界があります。
レンズはシグマの広角ズーム
レンズは「sigma18-35mm」の広角レンズを使ってるみたいです。
ジンバルでの動きは広角レンズの方がスピード感が出ていい感じに撮影できるんですよね。
ただたまにアップの映像カットもあるので、「24-70mm」辺りのレンズも使ってる気がします。
ジンバルが「Ronin-S」というのは脅威
私も「Ronin-S」を使ってましたが、2022年現在は後継機の「DJI RS2」の方がずっと使いやすいし、ブレにくいです。
でも初期型の「Ronin-S」でもこれだけ滑かな映像を撮影できるのは本当に凄いです。
もしかしたら、現在は「RS2」を使ってるかもしれません。
動画編集ソフトはおそらく「Davinci Resolve 17 Studio」
映画のような独特な世界感は、BMPCCのRAW撮影をして綺麗にカラーグレーディングしています。
動画編集ソフトについて明言はしてませんが、BMPCCを購入すると有料版の「Davinci Resolve 17 Studio」が付属してくるので、おそらくそれで編集していると思います。
体力のすさまじさが分かる動画
馬籠から妻篭宿まで約10キロの坂道が続きます。
それを「BMPCC+Ronin-S」で歩き続けるなんて、本当に凄いと思います。
ただ重い機材を持って、ただ10キロ歩いてるわけではないんですよ。
ジンバル歩きという少し腰を落として撮影し続けてるんです。
しかもワンカットワンカットどんな構図で撮影するのか、考えなら撮影する必要があります。
体力を消耗し始めると、なかなか撮影カットにまで気が回らなくなってきます。
私も近い内同じ道中の散策映像を撮影したいと思ってますが、体力が持つか心配です。