【必須アクセサリー】DJIポケット2でより滑らかな映像を撮影する方法
より滑らかに撮影するために「延長ロッド」は必須
価格も手頃で滑らかな映像を撮影できるカメラ機材と言えば、「DJIポケット2」ですよね。
私も自分のYouTubeチャンネルで本当によく使ってます。
4K映像の撮影もできるので、映像も綺麗だし非常に軽いので撮影の負担が少ないので本当に助かります。
でも今回紹介する「延長ロッド」と「ワイヤレスモジュール」を装備することで、「DJIポケット2」の欠点ふたつをフォローすることができるんです。
- 延長ロッド:9,075円
- ワイヤレスモジュール:7,733円
せっかくコンパクトな「DJIポケット2」を「+16000円」以上もかけてわざわざ大きくするなんて馬鹿かと思うかもしれません。
私自身もそう思う部分はありますし、実際購入するまではそう思ってました。
【欠点①】DJIポケット2は軽すぎて、縦揺れしやすい
DJIポケット2単体はコンパクトで凄く軽いのは便利ですが、軽すぎて揺れを拾いやすいです。
約3時間歩行して撮影した映像
とてもコンパクトで便利ですが、そのコンパクトさゆえに非常に縦揺れを拾いやすい機材です。
上記掲載のYouTube動画は、奈良県の「山の辺の道」、約15キロほどの道のりをほぼノーカットで撮影した映像です。
我ながらよくこんなにも長時間撮影し続けたもんだと思います。
それなりに縦揺れには気をつけたつもりでしたが、長時間撮影してるとさすがに無理があります。
ジンバル歩きなど歩行を意識するともちろん縦揺れなどを軽減させることはできますが、根本的に持ち手の部分で「DJIポケット2」が軽すぎるため、肘など腕のクッションが効きにくいのです。
ブレのない映像を撮影するには多少、機材は重い方がいい
そこで活躍するのが「DJI純正の延長ロッド」。
重さがほしいだけなら、別に他の延長ロッドの方がいいのでは?と思うかもしれませんが、純正ロッドは「DJIポケット2」の弱点だった「操作性」の部分も改善しています。
延長ロッドにセッティングすると、延長ロッド部分の手元にあるスティックで今まで以上に撮影がしやすくなります。
さらにお金はかかりますが、「ワイヤレスモジュール」も追加で購入するとスマホとのリンクで画面を見やすくなります。
【欠点②】「ワイヤレス モジュール」でスマホをモニターに!
さらに別売りの「ワイヤレスモジュール」を使うと、スマホをモニターにできます。
DJIポケット2の一番の欠点であった「モニターの小ささ問題」もこれで解消します。
フルサイズカメラの背面モニターより見やすい
最近のiPhoneはサイズも大きいので、フルサイズミラーレスの液晶モニターより画面が見やすくなります。
- モニターの小ささからピントが合ってるのか?
- 画角は合っているのか?
心配な部分は多かったんですが、スマホの画面から今どんな映像を撮影できてるのか確認できるなら問題ないです。
さらにスマホから各種カメラ設定も調整できるので、すさまじく使いやすくなります。
セッティング方法
「Do-It-Allハンドル」をつけている場合は、取り外して通常の「DJIポケット2」に戻す必要があります。
そして機材本体の底に「ワイヤレス モジュール」を接続します。
恥ずかしながら、「Do-It-Allハンドル」以外ほとんど使う機会がなかったので、通常の基底部分を紛失してしまいました。
写真はそのまま取り付けた形で、フィット感が緩いのでテープで留めた感じになってます。
【注意】充電できるようモバイルバッテリーは必須
DJIポケット2の弱点の一つである「予備バッテリー」がないこと。
そのため、充電切れには注意が必要です。
モバイルバッテリーで給電しながら使いましょう。
ワイヤレスモジュールに充電する口がありますので、そちらを活用するといいでしょう。
個人的には数時間歩行しながら撮影する場合、胸ポケットにモバイルバッテリーを入れ、常に充電しながら歩き撮りしてます。
コンパクトサイズなアンカーのモバイルバッテリーがオススメですよ。
大きいサイズが気にならなければ必須アイテム
というわけで「Do-It-Allハンドル」「ワイヤレスモジュール」の紹介をさせていただきました。
「DJIポケット2」一番のメリットであった「コンパクトさ」を失ってしまいますが、より撮影しやすく滑らかな映像を撮影したいなら断然この組み合わせはおすすめです。
ほどよい重さで縦揺れを軽減し、モニターも見やすくなるので本当におすすめです。
延長ロッド+ワイヤレスモジュールの欠点は、コンパクトさという最大のメリットを消してしまうこと
冒頭でも紹介しましたが、「DJIポケット2」の売りは「コンパクトさ」です。
そのコンパクトさを犠牲にして、「揺れの軽減」と「モニターの見やすさ」を向上させてくれます。
逆にコンパクトさを追求したいなら、今回紹介した延長ロッドなどは買わない方がいいと思います。
しっかりと画角を確認しながら、より滑らかな映像の追求や通常よりも高い目線で撮影したい方にオススメです。